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院長ブログ


健康を先行管理するという考え方⑤
〜伝統技術「脈状診」とは何か〜 前回のブログでは、 「病気ではない」ことと「健康である」ことは違う、というお話と、 崩れる前に整える「未病(みびょう)を治す」という先行管理の大切さをお伝えしました。 では、自分では気づけない身体のわずかなシグナルや、 目に見えない「身体のメーター」を、一体どうやって見極めるのか。 その疑問に対する、当院の最大のアプローチが 「脈状診(みゃくじょうしん)」 です。 今回は、手首の脈に触れるだけで、なぜ身体の奥深くの状態を読み取ることができるのか、その伝統技術の一端をご紹介したいと思います。 ⸻ 手首の脈に刻まれる「28種類の物語」 多くの方がイメージする「脈を測る」といえば、 1分間に何回ドクドクと打っているか、という「回数(心拍数)」ではないでしょうか。 しかし、東洋医学の脈状診は全く異なります。 私たちが診ているのは、回数だけでなく、脈の「形」や「勢い」「深さ」「硬さ」などといった、極めて微細な変化です。 驚かれるかもしれませんが、数千年にわたり受け継がれてきた東洋医学の歴史書には、 病気や不調の段階に応じた脈
iotniida
7 日前読了時間: 3分


健康を先行管理するという考え方④
〜未病を治すという「先行管理」〜 前回のブログでは、 「人それぞれ持って生まれた排気量(体質)が違う」 というお話をしました。 自分の身体のスペックを知り、 オーバーヒートする前に正しい運転操作(コントロール)をしてあげること。 それが、晴々しい毎日を送るための鍵となります。 では、具体的に「崩れる前に対処する」とはどういうことなのか。 今回は、東洋医学の本質である「未病(みびょう)を治す」という視点から、健康の先行管理について掘り下げていきます。 ⸻ 「不調になってから」では遅い理由 多くの方は、病院で検査を受けて異常がなければ安心します。 もちろん、それは大切なことです。 しかし、 「病気ではない」ことと、 「健康である」ことは、 必ずしも同じではありません。 一般的に多く見られるのは、 身体のコンディションを大きく崩されたり、明らかな不調を自覚したりしてから来院される、 というリズムです。 もちろん、そうなってから対処することも大切ですが、 コンディションが底まで落ちてからだと、その内容によっては元の状態へ寛解(回復)するまでに、どうしても
iotniida
7月20日読了時間: 4分


健康を先行管理するという考え方③
〜持って生まれた体質(排気量)の違い〜 前回のブログでは、「身体は常に、内臓からのシグナルを出している」というお話をしました。 肌荒れや慢性的な肩こり、寝ても抜けない疲労感など、それらはすべて、身体が密かに発しているSOSのサインかもしれません。 しかし、ここで一つ疑問が湧いてこないでしょうか。 「なぜ、同じように忙しく働いているのに、平気そうな人とすぐに体調を崩す人がいるのだろう?」 「あの人はあんなに無理ができるのに、どうして自分ばかり……」 そんな風に、周りと自分を比べてしまった経験はないでしょうか。 実は、生きるうえで切っても切り離せないのが、人それぞれが持って生まれた「体質」の違いです。 ⸻ あなたの身体の「排気量」はどのくらい? 生きるということは、ある意味では難しいものです。 なぜなら、私たちの身体の器(体質)は、決して皆同じではないからです。 これを車にたとえてみましょう。 世の中には、大排気量の車のように多少の無理が利く人もいれば、繊細な調整を必要とする車のような人もいます。 持って生まれた「排気量」が違うのですから、 「あの人
iotniida
6月25日読了時間: 3分


健康を先行管理するという考え方②
〜身体は常にシグナルを出している〜 前回のブログでは、 「健康状態は目に見えるメーターがないから後回しになりやすい」 というお話をしました。 確かに、私たちの身体には、 スマートフォンのように「残り20%」と教えてくれる液晶画面はついていません。 しかし、メーターはついていなくても、 身体は常に「シグナル」を発しています。 本人がまったく不調を感じていない段階から、 驚くほど精密なサインを、外側へと出し続けているのです。 ⸻ 身体には「見えないメーター」が存在している 実際には、 数字として表示されるわけではありません。 しかし身体は、 別の形で現在の状態を教えてくれています。 ⸻ 皮膚や爪に現れる「内臓からの伝言」 西洋医学の理論に、 「内臓-体性反射(ないぞうたいせいはんしゃ)」 という言葉があります。 これは簡潔に言うと、 「内臓の調子の変化が、神経を介して、身体の筋肉や皮膚といった表層部に現れる仕組み」 のことです。 例えば、 ・顔色の変化 ・肌荒れ ・爪の状態 ・目の疲れ ・慢性的な肩こり ・胃腸の違和感 ・寝ても抜けない疲労感 ・気分
iotniida
6月11日読了時間: 4分


健康を先行管理するという考え方①
〜なぜ人は“健康”を後回しにしてしまうのか〜 「生涯、健康でありたい」 そう願わない方は少ないでしょう。 しかし現実には、多くの方が、体調を崩してから初めて健康を意識する、という流れになりがちです。 毎日の仕事や生活に追われ、何とか休日まで辿り着き、ひたすら身体を休めてまた仕事に向かう。 体力があれば、休日に趣味で気分転換をして、元気よく仕事に励む。 あるいは、仕事自体が趣味で、寝食を忘れて仕事三昧の日々を送る。 これらはすべて、 「健康だから動ける」 という大前提のうえに成り立っています。 動けているうちは、健康についてわざわざ深く考えることはありません。 そして、体調を崩したり、健康診断の数値が悪化したり、風邪や病気、強い疲労感に見舞われて初めて、 「ああ、やっぱり健康って大切だな」 と痛感するのです。 しかし、しばらくしてまた動けるようになると、喉元を過ぎれば熱さを忘れるように、元の忙しい日常へと戻っていく。 一般的には、このようなリズムを繰り返している方が多いのではないでしょうか。 ⸻ 「老後の貯金」はするのに、「健康の貯蓄」を後回しにす
iotniida
5月28日読了時間: 3分
美倫堂からの便り
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