健康を先行管理するという考え方③
- iotniida
- 6月25日
- 読了時間: 3分
更新日:7月17日

〜持って生まれた体質(排気量)の違い〜
前回のブログでは、「身体は常に、内臓からのシグナルを出している」というお話をしました。
肌荒れや慢性的な肩こり、寝ても抜けない疲労感など、それらはすべて、身体が密かに発しているSOSのサインかもしれません。
しかし、ここで一つ疑問が湧いてこないでしょうか。
「なぜ、同じように忙しく働いているのに、平気そうな人とすぐに体調を崩す人がいるのだろう?」
「あの人はあんなに無理ができるのに、どうして自分ばかり……」
そんな風に、周りと自分を比べてしまった経験はないでしょうか。
実は、生きるうえで切っても切り離せないのが、人それぞれが持って生まれた「体質」の違いです。
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あなたの身体の「排気量」はどのくらい?
生きるということは、ある意味では難しいものです。
なぜなら、私たちの身体の器(体質)は、決して皆同じではないからです。
これを車にたとえてみましょう。
世の中には、大排気量の車のように多少の無理が利く人もいれば、繊細な調整を必要とする車のような人もいます。
持って生まれた「排気量」が違うのですから、
「あの人ができているから」
といって、人と同じ生き方や行動、無理の仕方を自分に当てはめるわけにはいきません。
もしも、自分の排気量を知らないまま、
アクセルを踏み続けて限界を超えた運転操作をしてしまえば、
身体はいつか必ずオーバーヒートを起こしてしまいます。
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車にはあって、人にはないもの
車であれば、スピードメーターを見れば無理のない運転ができます。
「そろそろガソリンが減ってきたな」
「オイルの色が汚れてきたから、ぼちぼちメンテナンスをしよう」
ということが、目に見えて分かります。
しかし、人間の身体には、そうした親切なメーターが標準装備されていません。
そのため、自分の体質や限界(排気量)を知らないまま、
「まだ動けるから大丈夫」
と過信して、エンジンを酷使し続けてしまう危うさがあるのです。
大切なのは、自分の身体のスペック(体質)を正しく知り、
それに応じた「正しい運転操作」をしてあげることです。
東洋医学の知恵は、いわばこの「見えないメーター」を確認するためのツールです。
自分の排気量を客観的に知ることで、バランスを崩してオーバーヒートする前に、適切なタイミングで身体をコントロールできるようになります。
栄養を補うことも大切ですが、その栄養を受け取り活かす身体の状態が整っていなければ、本来の力を十分に発揮できないこともあります。
まずは、自分自身の内臓がしっかり働き、正しい運転ができる状態を保つことが大切なのです。
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自分の取扱説明書を手に入れる
周りの誰かと比べる必要はありません。
自分なりの排気量を知り、
「自分の身体は、どういう無理をするとどこに負担がかかるのか」
という取扱説明書を持つこと。
それが、常にパフォーマンスの良い、
最高に晴々しい状態を維持するための秘訣です。
身体は壊れてから学ぶものではなく、
本来は壊れる前に理解しておくべきものです。
体質を知るということは、
自分自身を知るということでもあります。
そして、それこそが健康を先行管理するための第一歩なのです。
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次回予告
未病を治すという考え方
「では、自分の排気量や限界を、どうやって見極めればいいのだろう?」
その具体的な答えとなるのが、東洋医学が数千年にわたり培ってきた
「未病(みびょう)を治す」
という智慧です。
次回は、コンディションが低下する前に手を打つことが、仕事や人生においてどれほどのメリットをもたらすのか。
そして、なぜ東洋医学が古くから「病気になる前の管理」を重視してきたのかについて、さらに深く掘り下げていきたいと思います。



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