健康を先行管理するという考え方⑦ 〜未来への投資「健康貯蓄」という考え方〜

〜未来への投資「健康貯蓄」という考え方〜
前回のブログでは、
「感情の癖が内臓の働きに影響を与えている」
という、心身一如のお話をお伝えしました。
自分の心の揺らぎを「性格のせい」にするのではなく、
身体のバランスの乱れとして客観的に捉え、
崩れる前に整えていく。
それもまた、大切な健康の先行管理です。
今回は、これまでのお話を踏まえたうえで、
私たちが未来に向けて今すぐ始められる
「健康貯蓄」
という考え方についてお話しします。
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お金の投資と同じ。若ければ若いほど「活きる」もの
第1回のブログで、
「老後のためにお金の貯金はするのに、健康の貯蓄は後回しにされがちだ」
というお話をしました。
しかし実は、
健康の管理は「お金の投資」と非常によく似ています。
知れば知るだけ、
そして早く始めれば始めるほど、
未来の自分に大きな資産となって返ってくるからです。
特に、若ければ若いほど「健康貯蓄」の効率は圧倒的です。
なぜなら、若い時期は根本的な「生命力」が満ち溢れており、
多少の無理をしても元に戻ろうとする
「復活力(リカバリー力)」
に長けているからです。
若さというアドバンテージがあるうちに、
無理を重ねて身体を削るのではなく、
定期的なメンテナンスでベース(土台)を底上げしておく。
この「貯蓄」の習慣があるかどうかが、
のちに年齢を重ねたとき、
決定的な明暗となって現れてきます。
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生命力が落ちてきたときに、ものをいう貯蓄
悲しいかな、人間は誰しも年齢を重ねていきます。
そして年齢とともに、
生命力の貯金が少しずつ目減りしていくと、
身体に備わっていたはずの
「寛解力(自ら不調を治していく力)」
が徐々に衰えてくるのは、
生物として避けられない事実です。
「昔は一晩寝ればスッキリ治ったのに、今は何日経っても疲れが抜けない……」
そんな風に感じるのは、
まさに寛解力が衰え始めているシグナルです。
しかし、
年老いたときに「もう遅い」と諦める必要はありません。
大切なのは、
その年齢、
そのときの体質を見据えたうえで、
今の自分が
「どのように健康力を貯めていくか」
という視点を持つことです。
若いうちからコツコツと積み上げてきた健康貯蓄はもちろん、
年齢を重ねてからであっても、
「気づいたその時」から正しく貯蓄を始めれば、
身体は必ず応えてくれます。
老後に豊かな生活を送るために経済的な蓄えが必要なように、
大切な家族と笑顔で、
自分の足で元気に過ごしていくためには、
健康の蓄えもまた、
人生を支える大切な土台になっていくのです。
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あなたの未来の身体のために
今、
目の前の忙しさに追われて身体を酷使することは、
いわば未来の健康を
「前借り」
している状態かもしれません。
前借りをする日々から、
少しずつ未来の元気貯蓄を増やしていく日々へ。
その小さな意識の切り替えが、
先々の人生を大きく変えていきます。
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次回予告
年齢と回復力、臨床のリアル
「そうは言っても、具体的に健康力を貯めるってどうすればいいの?」
「サプリメントを飲んだり、食事に気をつければ貯まるもの?」
次回は、
年齢による回復力の変化にどう向き合うべきか、
当院の臨床の現場で、
日々感じている身体の変化を交えながらお話しします。
なぜ外から栄養を「補う」前に、
内臓自体の動きを整える必要があるのか。
身体の持つ、本来の力について考えていきましょう。



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