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藤本家・和風流脈診について
「脈をみる」のではなく、“脈の形”を診る
一口に脈診と言っても、その手法は様々です。
私たちが実践するのは、その中でも高度な技術とされる「脈状診(みゃくじょうしん)」。
脈の強さや速さだけではなく、その「形」そのものを読み解く技術です。
身体の状態は、人それぞれ異なります。
同じお悩みであっても、原因や身体の反応は決して同じではありません。
だからこそ、決まったツボへ画一的にアプローチするのではなく、“今、その方の身体が何を必要としているのか”を見極める必要があります。
脈状診では、脈に現れる微細な変化を通して、身体全体の状態を確認し、「今、この瞬間」に必要とされる施術を組み立てていきます。
積み重ねによって磨かれる、指先の感覚
脈状診の習得には、長い年月を要します。
二十年、三十年と臨床を重ねても、なお新たな発見があるほど奥深い世界です。
同じ脈に見えても、実際には全く異なる身体状態を示していることも少なくありません。
だからこそ私たちは、日々の臨床の中で脈と身体の変化を丁寧に積み重ね、指先の感覚を磨き続けています。
もし、この道を本気で志す者がいるならば、その灯を次代へ伝えていきたいと考えています。
しかしそれは、単なる知識や理論だけで身につくものではありません。
実際に脈へ触れ、身体の変化を感じ取り続けることで、少しずつ養われていく感覚なのです。
「現在只今」の身体を診るために
身体は常に変化しています。
昨日まで合っていた施術が、今日も同じように合うとは限りません。
だから当院では、毎回の脈を丁寧に確認しながら、その時々の身体状態に合わせて施術を組み立てています。
刺激量についても、決して強い負担をかけることはありません。
接触鍼(刺さない鍼)、低刺激(脈診低周波など)での調整を含め、その方に合わせて自然な状態へ整えていくことを大切にしております。
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